〈須藤咲季の留学通信 Vol.1〉スイスの片隅からはじめまして

こんにちは。

中高生の皆様へ、何か良い刺激を届けたいという情熱が収まらない、うちの代表の今田くんからの提案を受け、この度 miniTua-wind ensembleのウェブサイトにて、私のコラムを掲載していただくことになりました。

今回は挨拶代わりに、簡単に私の自己紹介を。

名前は須藤咲季と言います。トロンボーン吹きです。
吹奏楽の盛んな千葉県出身ですが、私の地元には残念ながらそこまで熱心な部活動がなかったので、中学の間は、千葉県少年少女オーケストラという県のオーケストラに所属していました。
当時師事していた先生の勧めで、高校は"藝高"(東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校)に進学、その後もそのまま藝大へ進学しましたが、卒業まであと少しという所でそちらを中断し、スイスのベルン芸術大学へ留学←イマココ です。今年の8月からは、オーディションに合格し、ビール(ベルンの隣町)のシンフォニーオーケストラで、アカデミー生をやらせていただきます。

miniTua-wind 発足のきっかけは、東京佼成ウインドオーケストラの演奏会を聴いた帰りに「こういういい吹奏楽、中高生に届けたいんだよな。藝大生全部集めたら、いい小編成ができるのにな」と、代表の今田くんが呟いたことでした。
日本を離れてからは、miniTua-windの活動にも演奏会にも、当然ながら遠すぎて参加できずにいたのですが、今回こうして思わぬ形で、miniTuaメンバーとしての活動ができることを嬉しく思っています。なにしろ高校生だったのが少々昔の話なので、当時の自分がどんなことに興味があったのか……もはやうろ覚えですが、皆様の通学時間の暇つぶし程度には面白い何かを更新していけるように、頑張ります。

また来月あたりに、こちらでお会いしましょう。

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